来年も良いお年を!

 さて、2010年も残すところあと2日となりました。
 今年も多くのアクセス、コメント、ブクマーク等々、ありがとうございました。
 一応、今年の更新は今日で終了予定で、来年は1月4日か5日あたりから更新を再開できればと思います。
 例のごとく、何か大きなニュースがあれば、随時更新したいと思いますが。
 
 
 なんだか12月に入ってから悩んだわけではないのですが、いろいろと考えることも多くなって、ブログでのミスも多くなった気がします。
 …という言い訳です(笑)


 実際、ジェフの将来だとか、ネット上での情報発信のあり方だとか、スポーツ文化とかそんなことも含めて、無駄に考え事の多い年末になってしまいました。
 先日のイベントで祖母井さんが「サッカーを通じて人と人のつながりを大事にしたい」とおっしゃっていました。
 欧州では試合後に相手選手や審判も交えて一緒に話し合ったりもするんだそうですが、日本では結果だけ出してそれでお終い…ということが多いとのこと。


 では、サポーターの場合はどうなのかな…と思ったりして。
 先日、他チームのサポーターの方に声をかけていただいて意見を交換したのですが、ネット上では他者への排他的な言葉などが多いように感じますよね…といった内容のお話でした。
 他チームだけでなく自チームの選手やサポーターや関係者だったり審判へなども含めて、全体的にそういった傾向が見られるのかなと。
 そうなってしまっているのも、スポーツ経験が少ないからなのかな…なんて話にもなったのですが、せっかくtwitterなどでいろんな繋がりを持てる状況なのに残念なことですよねと。
 私もこんなブログを書いていますから偉そうなことは言えないのですけど、批判をするにしてもそこに愛情があるのかどうか、最低限のリスペクトが必要なのかなぁなんて思ったりします。
 個人的には褒めたり持ち上げたりばかりが愛情でもないと思いますし、無理に馴れ合う必要性もないとも思うので、難しいところではありますけどね。
 でも、私個人で言えばtwitterなどを再開して、いろんな方と話しあえるのはすごく嬉しいことだと思います。
 そのあたりの言葉遣いや周りへの配慮に関しては、今後も気をつけながらやっていきたいと思います。



 さて、年末ですから今年を振り返るスポーツ番組などを見ていて、「今年1年で最も活躍した日本人選手」なんてものを考えたりもしたのですが、自分の中では本田でもなく香川でもなくやはり今年は小林可夢偉だよなと(笑)
 チームとして考えれば日本代表かもしれませんけれども、選手として1年間を考えるとまた違ってきますしね。
 確かにこれまでにも獲得ポイントや表彰台など単純な結果に関してはより良い成績を出せた日本人ドライバーもいたのですが、経験豊富なチームメイトに対して常に優位に立ち、実力でエースドライバーとしての地位を確立した日本人ドライバーというのは可夢偉が初めてなのではないかと。
 そういう意味では歴史的な1年だったとみてもいいのではないでしょうか。
 日本人には厳しい(というかむしろ差別的な見方すらあった)欧州での評価も非常に高く、ファンからもマスコミからも本当の意味で認められた選手となりました。
 来季は実質参戦2年目ですが、すでに若手ドライバーではなくリーダーとしてチーム全体を引っ張っていけるかどうかが、可夢偉の求められる役割ということになります。


 その小林可夢偉が出現したのも決して偶発的な物ではなく、F1参戦にあたってトヨタが若手育成に力を入れたからこそ。
 正直トヨタの参戦方針に関しては疑問の方が多かったわけですが、若手育成に関しては徹底的に行うことで、見事に結果を残してくれました。



 競技は違いますが、サッカーにも同じことが言えるのではないでしょか。
 若手育成を行うのであれば徹底して力を入れて、長期的な視野の下で実行していく必要性があるということ。
 可夢偉の場合、多少強引な手法でF1デビューを果たしたわけですが、若手を育てるだけでなくチャンスを与えるということも重要になってくるはずです。
 ジェフの場合は若手育成だけでなくチーム全体も育てるという意味においても、我慢しなければいけない時期にあるのかなとも思います。
 来季も簡単ではないシーズンになるとは思いますが、長い目で見て行きたいところではないでしょうか。



 ということで、長くなってしまいましたが、来年もよろしくお願いいたします。
 良いお年を!