ジェフMFアレックス、鹿島に移籍か

 報知のこちら記事によると鹿島がジェフMFアレックスの獲得に動いており、「合意間近」と伝えています。
 数日前にネット上では噂になっていたのですが、信憑性に関してはなんとも言えない状況だったので様子を見ていたのですが、あの話は本当だったということですね。
 うーん…ネット社会怖い(笑)
 というか、どこが情報元になるか分かりませんから、油断が出来ないですね。
 アンテナを広く持たなければいけないし、信憑性も疑わなければいけない。
 まぁ、こういった情報は、今回のように報じられるまで待つか、正式発表を待つのが一番かなとも思うのですが。



 アレックスに関しては何度か話していますが、ジェフではちょっと使いにくいと感じる部分もありました。
 その大きな理由の1つが独特のボールタッチにあって、そこで周りとのリズムが少しずれてしまう印象もあったのですが、長らくブラジル路線を行く鹿島さんはブラジル人選手の使い方も心得ているでしょうし、そういった点においての問題は少ないのかと思います。
 今後の補強動向次第ではありますが、左足でのセットプレーのキッカーとしてもターゲットが複数いるチームだと思いますし、ある程度武器として期待できるんじゃないでしょうか。
 また、今回の記事にも書いてあるように、SBジウトンの退団も決まっていますから、ポジション的にも悪くないのかもしれない。
 天皇杯の結果によって鹿島がACLに出場できれば、より複数のポジションが出来るアレックスの重要性は高まるのではないかと思います。
 日本語が話せて人柄の良いアレックスが移籍してしまうのは寂しくもありますけど、悔しいことに現在のジェフから鹿島への移籍が決まれば選手にとっては大きなステップアップとなるわけで、そう考えれば今回の移籍は背中を押してあげたい気持ちの方が強くあります。
 こういった移籍を防ぐためには、ジェフが総合的により良いクラブとして成長していくしかないんだろうなと。



 ただ、この移籍が成立すれば外国人枠はまた1つ空くわけで、そうなってくると強化部はまた1つやらなければいけないことが増えることになるのかなと思います。
 個人的にはまずは日本人選手でチームのベースを確立することが第一で、その上に外国人選手を補強して上積みを作っていくことが重要ではないかとも思うのですが、外国人枠を有効に使えるかどうかは極めて重要なことだとも思いますし、監督の意向も含めてしっかりと来季への準備を整えてほしいところだと思います。