祖母井さん、池上さんなどが参加されたサッカー座談会
先週の土曜日、佐倉で行われたサッカー座談会に行ってまいりました。
まず、京都GM就任が決まった祖母井秀隆さん、NPO法人I.K.O市原アカデミー理事長の池上正さん、ヴィバイオ船橋・ネケッツトータルサービス代表の渡辺泰男さんがそれぞれ育成・環境についてをそれぞれお話され、その後本イベントの主催者である順大蹴球部監督でLeven代表を務める吉村雅文さんも交えてのディスカッションが行われました。
その後、懇親会へ…となったのですが、自分は祖母井さんのすぐ横で聞いていてお話もさせていただいたので、料理はほとんど食べられず(笑)
イベント後にジェフサポーターの先輩とお食事をし、そちらも内容の濃いジェフ談義となりました。
その節はお世話になりました。
客層としては若い指導者の方や順大の方が多く、座談会の内容もそちら方面へ(8人制に関してだとか、選手の親との関係だとか、街クラブでも上位以外の試合数の問題だとか)。
それでも、一般の方にとっても、非常にタメになる面白い内容だったと思います。
私は祖母井さん、池上さん目当てで参加させていただきましたが、渡辺さんの話もすごく面白かったですし、できれば吉村さんのご意見も聞きたかったところではあります。
しかし、このあたりは時間の問題もありますから仕方ないのでしょうね。
お客さんもたくさん入り、大盛況でした。
とてもではないですけどここで全てをまとめられる内容ではないですが、ジェフと照らし合わせて直接的に気になったところが1つ。
今回は「環境」が1つのトークテーマではあったわけですけど、祖母井さんは「環境がいいから(チームが)良くなるわけではない」とバッサリ話していました(笑)
「一番大事なのは工夫すること」であるということでした。
考えてみれば、今のジェフは凄く恵まれている状況ですよね。
予算もそれなりにあって、フクアリもあって、ユナイテッドパークもできて、J2に降格してもサポーターもそこまで減らず、選手もそれなりにいて…。
でも、そこからの工夫はできているのかなぁと。
バルセロナやレアル・マドリードを真似しても…というような話も出てきましたが、今期前半のジェフはまさにそんな感じでしたね。
現状のジェフは中途半端に恵まれ過ぎていて、逆に伸びる物も伸びない状況なのかなぁとも思います。
祖母井さんは「感じる」という部分を強調されていましたが、豊かな状況にあるからこそ、そこが希薄になっているのかもしれません。
日本に置ける環境に関しても、祖母井さんはそのように指摘されていましたが。
祖母井さん、京都での挑戦に凄く気合が入っていましたから、ジェフも必死になって頑張らないといけませんね。
今年4位だったのから少し変えれば来年は3位以上に上がれるだろう…なんて安易な考えでは、絶対に上手くいかないでしょうし、そうやってJ2の泥沼にはまっていくクラブも多いのではないでしょうか。
しっかりと現状を把握して、工夫を凝らして、ジェフというクラブを作っていかなければいけないのだと思います。