オシム監督、ストイコビッチ監督を語る
だいぶ古い記事ではありますが、オシム監督がストイコビッチ氏の印象を語るインタビューがこちらなどでアップされていますね。
文章を読むと現役時代のストイコビッチ選手に関して、オシム監督の中では日本人選手とも近いイメージを持っているのかなぁとも感じます。
もちろんあの頃のストイコビッチほどの選手がいるかどうかという話ではないですが、暗に「小柄でも良い選手になれるんだぞ」といっているような気もしますね。
今回気になったのはこの一文。
「日本人のメンタリティーについてもよく知っており、規律を生かしたスタイルを目指すことができた」
オシム監督は現在発売されているNumberでフィンケ監督の浦和での失敗を話していますが、内容は同じような物になっていますね。
ようするに、フィンケ監督がこちらの状況を把握しきれなかった部分もあるのではないか…といったような意味だと思います(詳しくは雑誌の方で)。
現在のジェフでの注目点は、ドワイト氏はその点でうまく行くのかどうかですね。
フィンケ監督ですら上手く行かなかったとも言えるわけで、決して簡単なことではないのかもしれません。
フロントがしっかりとドワイト氏をサポートして、ドワイト氏自身もこちらの環境に順応する努力をして、お互いが理解し合う状況を作れて初めてクラブとして成功を収められるということでしょうか。
外国人監督は単純な監督としての手腕だけでなく異なる文化に適応できるかどうかということに対しても、能力を問われるところがあるということでしょうね。