トヨタ、ル・マンチームにエンジン供給

 トヨタがスイスのレベリオン・レーシングにエンジン供給することを発表し、来年からル・マン24時間耐久レースのLMP1クラスに参戦することになりました。
 すでに今年の10月末には、シェイクダウンも済ませているようです。
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 トヨタはF1参戦時代からル・マンへの復帰がたびたび噂され、その代わりにF1からは撤退するのではないかといわれ続けていました。
 しかし、当時は車体も含めての参戦がいわれていましたので、今回とは少し状況が違うでしょうね。
 F1活動の拠点として使われていたドイツのTMG再利用という狙いもあるのでしょうし(F1チームのHRTなどへの売却交渉も上手く行きませんでしたし)、欧州でモータースポーツに復帰することで少しでも汚名(F1でもWRCでも評価は良くなかったですから)を返上しようという意味合いもあるのかもしれません。



 トヨタは90年代後半のル・マンで優勝候補筆頭として挙げられていましたし(99年は片山右京など日本人3人がドライビングし惜しくも総合2位)、ル・マンでの活躍に期待したいと思います。
 どうせなら車体も含めての参戦をみたいところですけどね。
 …ついでに、これを機会として、日本でのル・マン放送も復活すればなぁなんてことも思ったりもしますが(笑)